女性警察職員へのセクハラや不倫をしていたなどとして、県警は50代の男性警部補を懲戒処分としました。
処分を受けたのは、県警本部に所属していた50代の男性警部補です。
県警監察課によりますと、男性警部補は今年9月上旬の午後11時ごろ、女性警察職員と県内の飲食店で飲酒後に、路上で女性の体を触るセクハラ行為をしました。被害を受けた女性職員が数日後、上司に相談し発覚しました。
その後の調べで男性警部補が既婚者でありながら、一般の知人女性と不適切な交際をしていたことや、去年6月ごろには私用のスマートフォンを使って捜査報告書の写真を警察職員にSNSで複数枚送信し、警察情報を不適切に扱っていたことも発覚しました。
県警は男性警部補を10月31日付で停職3カ月の懲戒処分とし、警部補は依願退職しました。「多大な迷惑をおかけしたことを反省しています。職を辞して責任を取ります」と話しているということです。