宮崎県で開かれている高校野球九州大会は30日、準決勝で長崎1位代表の長崎日大が熊本1位代表・熊本工業と対戦しました。
岩本アナウンサー:
「長崎日大のセンバツ出場は有力となりましたが、準決勝も気は抜けません」
この大会すでに2勝を挙げ、3年ぶりのセンバツ出場が有力となった長崎日大は、決勝進出を懸けて好投手要する熊本工業と対戦しました。
先発は、今大会初登板の1年生サウスポー中村。1回、フォアボールとヒットで、3塁にランナーを背負うと、内野ゴロの間に、先制点を奪われます。
日大は4回、1アウトから、4番小池が自身2打席連続となるヒットで出塁。しかし、ダブルプレーで、チャンスを広げられません。
先発中村は粘りの投球を続けますが、5回、ヒットとエラーで、ノーアウト満塁のピンチを背負うと…2点タイムリーを打たれ、リードを広げられます。
日大の反撃は8回でした。1アウトから、フォアボールとヒットなどで、満塁のチャンスを作ると、4番小池。2点タイムリー2ベースで1点差とすると…5番梶山の連続タイムリーで同点。さらに6番平野のこの当たりもヒットとなり、3連続タイムリーで一気に4点を取って逆転に成功。
日大は、6回からマウンドに上がった背番号1の古賀が、6回からの4イニングを1安打無失点に抑え、試合を締めました。
4対3の逆転勝利を収めた長崎日大。センバツ出場がほぼ確実となる決勝進出を決めました。センバツ甲子園の出場校は、来年1月30日(金)に発表され、長崎日大が選ばれれば、3年ぶりの出場となります。
長崎日大は、11月1日(土)の決勝で、準々決勝で長崎西に5対0で勝利した九州国際大付属(福岡1位)と対戦します。