26日(日)行われた秋の高校野球九州大会、長崎2位代表・長崎西の1回戦。相手は、佐賀1位代表の唐津商業です。長崎西にとって、秋の九州大会出場は70年ぶり。母校の活躍を願って、長崎からOBたちも駆けつけました。
期待を背に臨む初戦。長崎西は2回、先頭バッターの岡﨑。レフト前ヒットで出塁すると…続く坂田がランナーを進め、2アウト2塁で、石川がレフト線を破るタイムリーで先制します。
4回には、4番・細波が右中間への2ベースヒットで流れを作り、相手のミスも絡んで一気に3点を追加。
味方の援護を受けた先発エースの熊。6回に疲れが見え始め、フォアボールやヒットを与え、1アウト満塁のピンチに。
続くバッターを…空振り三振!さらに内野ゴロに打ち取り、この回無失点で切り抜けます。
その後も打線がつながり、追加点を挙げた長崎西。10本のヒットを放つなど、チーム打率は3割を越え、7点差をつけ、8回コールドで勝利。準々決勝進出を決め、センバツ甲子園出場へ大きく前進しました。
長崎西2年・熊寛生投手:
「全然納得いくピッチングじゃなかったんですけど、チームが勝つことが一番大事なので、それにつながるピッチングが出来たというのが良かった」
長崎西2年・桑原直太郎主将】
「21世紀枠もあると思うんですけど、自分たちはベスト4というところしか見えてないので、次の対戦相手は九国、強いところになると思うんですけど、自分たちやるしかないので、あと1勝頑張ってつかみ取りたい」