夏の甲子園長崎代表・創成館エースでU-18日本代表として活躍した森下翔太投手の気になる今後について取材しました。
創成館3年・森下翔太投手:
Q.森下くんにとって今年の夏はどんな夏でした?
「自分を成長させてくれた夏でした」
創成館のエース、最速149キロ右腕の森下翔太。8月、夏の甲子園長崎代表として、3試合に登板。エースとして、チームを学校史上初の夏2勝に導くと、U-18野球ワールドカップで創成館史上2人目の侍ジャパンに選出。
創成館3年・森下翔太投手:
「最初は信じることが出来なくて、疑いもありつつ、実感がなかったんですけど、いざ合流してみて、実感が湧いてきました」
背番号11を付け、日の丸を背負った森下投手。大事な開幕戦、そして決勝進出を懸けたパナマ戦に先発登板し、全試合、四死球はゼロ。制球力の高さを見せ、世界2位に大きく貢献しました。
創成館・稙田龍生監督:
「信じられない部分もありましたね、2~3カ月前とか、半年前の彼を考えるとすごいなっていう」
最高学年となった2年生秋の県大会でもメンバー外。
入学時110キロ後半だった球速は、下半身のトレーニングを重ね、約30キロ伸ばすほどの成長を遂げました。本人にターニングポイントを聞くと…
森下翔太投手:
「(春の)九州大会のエナジック戦では一番(成長を)感じました。1アウト2、3塁の場面で変わって、そこでピンチの場面で無失点で切り抜けたというところは成長を感じた。あの時はまだピッチングもがむしゃらみたいな感じだったんですけど、今では冷静な判断とかで冷静なピッチングが(できる)っていう違いがあります。(U-18日本代表は)すごい選手ばっかり集まっていて、最初は不安が多かったけど、試合をしてみて、楽しく試合が出来たので良かったです」
とにかく代表期間が「楽しかった」と振り返る森下投手。
チームの結束を象徴するのがLINEグループだったそう。そのアイコンには森下投手が…一体その訳は?
創成館3年・森下翔太投手:
「最初自分の顔にしてあって。自分は変えたんですけど、結局自分の顔に戻されて…結構いじられました。しっかりなじむなじむことが出来たので、仲良くしてくれて本当にありがたかったです」
気になる今後については…
創成館3年・森下翔太投手:
Q.高校を卒業してからどんな道に進む?
「大学に進学して、そこで大学からプロを目指せるようにがんばりたい。(大学は)関東の方に。まだ、レベルの違いだったり、実力が足りないと思うのでしっかり大学でまた鍛えて、大学でもしっかり世代ナンバーワンと言われるように頑張りたい」
Q.この夏得た経験をどんなふうに生かしていきたい?
「これからの野球人生でしっかり学んできたことを忘れずにつなげたい」