25日(土)に宮崎県で開幕した秋の高校野球九州大会。各県大会を勝ち上がった上位2校、合わせて16校が出場しています。この大会で2勝し、ベスト4に入るとセンバツ甲子園出場が有力となります。
県大会で優勝した長崎日大の初戦の相手は、佐賀2位代表の龍谷。
スタンドには、付属高校の宮崎日大の選手たちも友情応援に。約200人の応援団が集まりました。長崎日大の先発は、背番号3の小池。大舞台でも初回から安定したピッチングを見せます。この回最後のバッターは…空振り三振。三者凡退に打ち取り、流れを作ると…
3回には、先制のチャンスで1番・太田。セーフティースクイズで先制に成功します。
さらに5回。1アウト2塁の場面で、キャプテン梶山。レフトへのタイムリーで1点を追加。7回にも追加点を挙げ、猛攻を見せます。
先発の小池は、その後も打たせて取るピッチングで、8回113球を投げ、無失点。
攻守がかみ合った長崎日大。6対0で快勝し、準々決勝進出を決めました。
長崎日大2年・小池郁選手(先発投手):
「丁寧にいきすぎて、ボール先行になるところや、先頭を長打で出してしまうところはあったんですけど、任された以上は自分が抑えるという気持ちでピッチングしました」
長崎日大2年・太田涼介選手(捕手):
「フォアボールもなかったですし、どんどんストライクを投げてきてくれて、テンポよく守備がいけた」
長崎日大2年・梶山風岳主将:
「結構自分たちの野球ができた。センバツということを気にせずに、まずは一勝、全員で頑張りたい」
2回戦は28日(火)10時から宮崎市・ひなたサンマリンスタジアム宮崎で地元・小林西(宮崎1位代表)と対戦します。