
来年2月の県知事選挙について、自民党県連は3年前の知事選で推薦した現職の大石知事ではなく、新人の元副知事、平田研氏(58)への推薦を決めました。
26日(日)に開かれた自民党県連の選挙対策委員会には県選出の国会議員や県議地域・職域支部の代表者ら33人が出席し、大石知事、平田氏が共に自民党県連に求めている県知事選の推薦について非公開で議論しました。
議論は政治資金問題を抱える大石知事をそもそも選択肢に含めるかどうかなど紛糾。関係者によりますと、委員33人による投票の結果、17対16の1票差で平田氏への推薦が決まりました。
選挙対策委員会・金子容三委員長:「検察が不起訴という処分(大石知事は)不起訴になりましたよねと。一方で不起訴不当ということも出ているではないかと。大部分は現職に推薦を出すべきではないという議論は結構やりました」
自民党県連・加藤竜祥会長:「選対委員会では決まったわけですからその方を一丸となって我々自民党は応援していくと。これに反した場合はそれなりの処罰があると条文が(中島浩介県連幹事長から)紹介された」
11月にも開かれる常任総務会で承認されれば平田氏への推薦が正式に決まります。その後、党本部に上申する方針です。知事選は来年1月22日告示、2月8日投開票です。