長崎市湊公園であす開かれる「ちびっこくんち」。
鯱太鼓を披露する「花園こども園」を紹介します。
長崎市花園町の「花園こども園」の稽古は、園から15分ほど離れた公園で行います。交通ルールもしっかり守って移動します。
花園こども園が披露するのは「鯱太鼓」。去年の長崎くんちで奉納した銀屋町から寄贈された、本場仕込みの山車を使います。
まずは鯱を眠りから覚ます据え太鼓。年長14人が、足を前後に開き、ひざでリズムを取りながら上手に叩きます。6月の小屋入り以来、週に1回、10月は週3回のペースで稽古を続けてきました。
続いて登場するのは鯱太鼓。長さ4.1m、重さ33キロの山車を交代しながら、12人で担ぎます。年長が太鼓と山車を、年中・年少の32人は、竹や鈴などの鳴り物を担当。1・2歳児クラスは一生懸命応援します。
今年は「ながさきピース文化祭」への出演も決まり、稽古にも力が入ります。
園児:
「いい感じに叩きたい」園児:「かっこよくやる」
園児:
「花園こども園は楽しい所。上り棒とか、ブランコとかが楽しい。ママとパパが見に来る。かっこよく見せたい」
鯱が天に舞い上がるように、子どもたちも本番の舞台でキラキラと輝きます。
ちびっこくんちは、25日午後0時50分から市中パレード、1時20分から湊公園で演舞が始まります。