イオン九州は、完全子会社のジョイフルサンを来年3月に吸収合併すると発表しました。
佐藤綾子アナウンサー:
「長年地域に愛されたスーパージョイフルサン。今ある10店舗は今後イオンブランドの屋号に変わり、ジョイフルサンの名前はなくなる見通しです」
ジョイフルサンは、1959年(昭和34年)にアサヒストア住吉店として開店。その後「ジョイフルサン」に改称し、現在は長崎市と時津町に10店舗を構えます。「地域で一番、身近なスーパー」を目指して歩んできました。
付近住民:
「小学校の時はゲームセンターがあった3階に。レストランとか。メダルゲームあった。よう行きよったもんね。名前は残してほしかったけどね。ジョイフルサンという名前はね」
付近住民:
「名前変わってもそのまま店舗があれば助かるわ。品ぞろえも少し変わるかもね」
イオン九州は今年7月、ジョイフルサンを完全子会社化。今後予定する設備投資などによる債務超過を、ジョイフルサンに対する債権の一部放棄で解消し、吸収合併する方針です。
店舗は年内の本原店を皮切りに順次「マックスバリュ」や「イオン」などに屋号を変更しますが、従業員の雇用は維持します。
イオン九州は「地域に根差したジョイフルサンの良さは継承しながら、便利で安心して利用できるお店を目指していく」としています。