県警の20代の男性巡査が、同僚の制服を無断で持ち帰ったとして、窃盗の疑いで書類送検されました。
県北地区の警察署に勤務する巡査は、今年5月上旬、制服を忘れたことから、同僚がクリーニングに出すために置いていた夏制服の上衣を着て自宅に持ち帰り、そのまま返却しませんでした。制服が戻らないことを不審に思った同僚が上司に報告し、発覚しました。
県警は巡査を9月26日付で本部長訓戒処分とし、窃盗の疑いで長崎地検に書類送検しました。監察課によりますと、巡査は調べに対し「多くの方の信頼を裏切ってしまった。関係する方に申し訳なく思っている」と話し、同日付で自主退職しました。