佐世保市相浦駐屯地の水陸機動団との一体運用を見据えた佐賀駐屯地のオスプレイを、宮島佐世保市長が視察しました。
7月に開設された陸上自衛隊佐賀駐屯地には、17機のオスプレイが配備され、8月から相浦駐屯地への飛行訓練が行われています。
宮島市長は、格納庫で機体を視察し有明海上空を約10分間、体験搭乗しました。
佐世保市 宮島大典市長:
「時速400kmくらいのスピードが出たが全く揺れも感じることもなく、ほとんど負荷も感じることがない状況で安全性を重視した乗り物だと改めて感じた」
相浦駐屯地周辺の住民や労働団体からは、開発段階から事故が相次ぐオスプレイの飛行ルートや騒音を不安視する声が上がっています。
佐世保市 宮島大典市長:
「市民の安全が最優先。騒音についても市民や漁業者への影響が極限まで抑えられるよう依頼をした」
市長は今後も運用状況を注視し、安全確保を求めていく考えを示しました。
相浦駐屯地では、20日(月)から佐賀駐屯地のオスプレイを使用した、初めての実動演習が予定されています。