長崎市の鈴木市長は、今月、来日を調整しているアメリカのトランプ大統領に対し、被爆地訪問を要請する文書を送りました。
日米両政府が27日から29日にトランプ大統領の6年ぶりの日本訪問を調整していることを受けて、松井広島市長と連名で送付しました。
「核超大国の大統領が被爆者の声に耳を傾け、きのこ雲の下で何が起きたか、核兵器使用がいかに非人道的な結末をもたらすかを心で感じ取ってほしい」
「その上で、核兵器は決して使ってはならないとの信念をより強固にし、『核兵器のない世界』の実現に向けた揺るぎない決意を被爆地から発信すれば、核兵器廃絶への国際的な機運を再び取り戻す大きな力になる」としています。