1日、平戸瀬戸で漁船同士が衝突し一隻の船体が真っ二つに割れました。けがをした人はいませんでした。
1日午後0時10分ごろ、平戸市水垂町の京崎鼻付近の海域で、いずれも佐世保市の漁船で38歳の男性が操船する「66瑠海斗(全長23.65m)」と、75歳の男性が操船する「叶帆(全長12.61m)」が衝突しました。
「66瑠海斗」には、男性3人、「叶帆」は男性1人が乗っていて、いずれも救命胴衣を着けていませんでしたが、海に投げ出された人やけがをした人はいませんでした。
平戸海上保安署によりますと、「叶帆」は船体が真っ二つに割れ、衝突から約40分後に後部が沈没、油が流出したため、巡視船や巡視艇が油を分散させる作業をしました。
当時、海に波や風はほとんどなく平穏だったということです。海上保安署が事故の原因を調べています。