「平成の大合併」で20年前の10月1日に誕生した平戸市。市制施行から20年の節目を迎え、これまでの歩みを振り返る式典が開かれました。
平戸市は2005年10月1日に、平戸市と大島村、生月町、田平町の4つの自治体が合併し、現在の市制が始まりました。
この20年間に、観光振興や、住民主体の組織づくり、特産品のブランド化などに取り組んできたほか、2014年度には「ふるさと納税」で14億6000万円余りを集め、当時、日本一の寄付額を記録しました。
市政施行20周年記念式典には、来賓や市民など約370人が出席し、市の振興や活性化に貢献したとして、大相撲の幕内力士・平戸海関(25)らに特別功労賞が贈られました。
黒田成彦平戸市長:
「400年前に海外への貿易港として発展した(平戸の)可能性がもう一度見直された”世界の中の平戸”という20年だったと思います。今後も継続性を持って日本の中で光り輝く平戸になると思います」
式の最後には、合併からの歩みや、市の取り組みを振り返るスライドが紹介され、出席者は20年の歴史を改めて確かめていました。