異国情緒漂う平戸市の市街地から車で10分あまり。「川内蒲鉾」で知られる平戸市川内町に、スイーツ好きな地元の若い女性が絶賛するプリンがあります。
「お菓子とパンの店 かきのき」。福岡の有名ケーキ店で修業した柿本大吾さんが去年2月にオープンしました。実家は三代続く蒲鉾店で、その隣に店を構えました。
評判を呼んでいるのが、「かきのきプリン」(140円)。子どもから大人までおいしく食べられるように素材の配合を追求したそうです。
スプーンを入れると、まるで湯葉のような滑らかなとろみが感じられます。口に運ぶと、驚くほどクリーミーで、蒸し焼きならではの絶妙な柔らかさが広がります。そして、たまごの豊かな味わいが口いっぱいに広がります。
140円と、洋菓子店のプリンとしては破格の値段設定からもわかるように、地元の人に喜んでもらいたいという思いが柿本さんの菓子作りの基本にあるようです。
柿本さん
「地域の子どもたちが一人で買いに来ることもあるので、まずは買いやすい値段を目指しています。」
店内ではパンも販売されていて、値段は80円~180円。扉1枚向こうは、実家の「柿本蒲鉾店」なので、ストローで巻いた名物「すぼかまぼこ」を「かきのき」でも買うことができます。(えそ蒲鉾 160円)
お菓子とパンの店 かきのき
住所 平戸市川内町966-1
営業 8:00~17:00
休み 月曜・水曜・日曜
駐車場 あり