製造中の食品にボルトやナットを混入させたとして、61歳の男が逮捕されました。
器物損壊と偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、大村市のパート従業員の男(61)です。
男は7月30日と8月1日、当時勤めていた大村市の食品製造会社で勤務時間中、製造中の食品にボルトやナットを混入させ、商品を損壊し、出荷作業などを妨害した疑いが持たれています。
商品の出荷前に品質管理の目的で行う金属検査で異物が混入されていることが判明し、異物が入った商品は出荷されていないということです。
大村警察署が関係者への事情聴取や現場を確認し、男を逮捕しました。
調べに対し「間違いない」と容疑を認めています。
男は当時、生産ラインで機械や食品をチェックする業務をしていました。大村署が動機などを調べています。