県警察学校で初任科短期過程の卒業式がありました。
門出の日を迎えたのは、22歳から28歳の新人警察官35人です。4月に入校し、約半年間、警察実務や剣道、逮捕術などの知識や技能を習得しました。
卒業式で遠藤顕史本部長は、「崇高な業務に携わる誇りと使命感を持ち、仕事に精力を注いでほしい」と激励しました。
大村署地域課に配属 後田俊介巡査(28):
「1日でも早く県民の皆さまの期待と信頼に応えられるような警察官になっていきたい」
父の背中を追って警察官になった人もいます。
大浦署地域課に配属 松尾龍征巡査(22):
「小学生の頃からずっとなりたかった警察官にやっとなることが出来たので、県民のために働くことができる警察官になりたいと思って頑張ってきました」
父・松尾英樹さん(58):
「不安だけど、本人が小さい頃から望んだ道だし、人のために頑張るという志を忘れないでほしいと思っています」
卒業生は、県内11の警察署の地域課に配属され、交番勤務などに励みます。