長崎市で塗装のボランティア団体と子どもたちが、地域の施設の壁を塗り直しました。
全国の塗装会社約350社が参加するNPO法人「塗魂ペインターズ」。県内からも長崎市住吉町の「ヌリケン・プラス」など6社が参加しています。
13日、長崎市女の都の学校法人女の都幼稚園が運営する「地域サポートめのと」、通称「さぽめの」で外壁の塗装をしました。職人が外壁の塗装を終えた後は、「さぽめの」施設内の学童保育に通う子どもたちが、刷毛やスタンプを使って絵を描きました。
子ども:
「鳥を描いてます。難しいけど楽しい」
「さぽめの」の外壁は、前身の旧第二女の都幼稚園が創業した1979年以来45年間、手つかずのままで、運営が厳しいなか、改装が困難になっていました。
「塗魂ペインターズ」は地域の施設を守ろうと、これまで国内外で塗装のボランティア活動に取り組んでいて、今回が国内225カ所目です。
ヌリケン・プラス 萩岡幸洋社長(42):
「成長していく過程で、ここに自分たちの絵があるということで、ここがよりどころになるような施設になってもらえたら」
塗魂ペインターズは、今後もボランティア活動を続けていきたいとしています。