長崎西ロータリークラブが、児童養護施設の子どもたちが使う毛布を無償でクリーニングしました。
長崎市南山手町のマリア園では、3歳から20歳の42人がさまざまな事情で親と離れて暮らしています。
奉仕活動は、43年前にパールドライの三宅敏彦会長(86)が始め、その後、三宅会長も所属する長崎西ロータリークラブが引き継いでいます。
クラブのメンバーや施設の職員が子どもたちが使う毛布約70枚を運び出しました。毛布は、パールドライの工場で無償でクリーニングします。
パールドライ三宅敏彦会長(86):
「まさかここまで続くとは私自身思っていなかった。親と一緒に生活をしていない子どもたちにとって寝具というのは親の感覚を感じるのでしょう」
児童養護施設マリア園・赤岩保博施設長:
「もう40年以上続いているというのは、本当に大げさな言い方をすれば奇跡的。ドライクリーニングですから、本当に奇麗ないろんな汚れなんかも落ちてしまうということで、清潔感がある」
毛布は夕方、子どもたちのもとに届けられました。