石破総理大臣の後任を決める自民党総裁選挙が告示され、5人が立候補しました。県内でも次の総裁をめぐり12日間の選挙戦がスタートしました。
午前10時に始まった立候補の受け付けでは小林元経済安保担当大臣、茂木前幹事長林官房長官、高市前経済安保担当大臣、小泉農水大臣の5人が届け出ました。
23日からは討論会や地方演説会などが予定され、物価高対策や野党連携の在り方などをめぐり論戦が交わされます。いわゆるフルスペック型で行われ、国会議員票と同じ数割り当てられる党員票が勝敗のカギを握ります。
自民党県連によりますと県内で投票権がある党員・党友は1万8210人。投票券は24日までに郵送で届けられ、来月3日までに長崎中央郵便局に届いた分が有効となります。
県連では来月4日午前に開票し、結果を党本部に報告します。
県選出の4人の自民党国会議員のうち、県連会長の加藤竜祥衆院議員(45)は高市氏を支持。古賀友一郎参院議員(57)、山本啓介参院議員(50)、金子容三衆院議員(42)の3人は林氏を支持しています。
自民党総裁選は、来月4日に投開票され、新しい総裁が決まります。