対馬市で建設が進められている安神トンネルの貫通式が行われました。
式には、行政や工事関係者、地域住民ら約75人が出席し、無事故での貫通を祝いました。
安神トンネルは、厳原町の尾浦地区と安神地区を結ぶ延長1418メートルのトンネルで、2023年3月に着工。総事業費は59億円です。
開通すれば、狭くカーブが多い県道や市道を経由する4.6キロの道のりが2.3キロに短縮されます。島内唯一のごみ処理施設「対馬クリーンセンター」を行き交うごみ収集車の離合が難しいといった課題解消も期待されています。
今後、舗装や排水設備などの仕上げ工事を進め、2026年度末の供用開始を目指します。