自民党県連長崎支部は、次期衆院選長崎1区の公認候補となる支部長として、浅田眞澄美県議(59)を県連に上申しました。
支部長を巡っては、去年10月の衆院選での敗北を受け、自民県連が支部長の選定を長崎支部が決めるよう委ねていました。長崎支部は8月、1区の政党支部と職域支部から推薦を受け付け、長崎市区選出の浅田眞澄美県議(59)、江真奈美県議(58)、虎島泰洋県議(51)の3人が推薦されました。
3人とも出馬に意欲を示し、6日、開かれた合同会議でそれぞれ5分程度の決意表明を行いました。
出席した37人の投票の結果、浅田県議が過半数を獲得しました。長崎市出身の浅田さんは県議5期目。現在、県連の総務会長を務めています。
浅田眞澄美県議(59):
「自分自身としては自民党の中でもクリーンな政治をしてきたという思いがありますので、そこを信じていただき、また長崎市民の方々にはこれまで長崎に根付いた活動をしてきましたし、市民の方々のお声は誰よりも長く伺ってきたという自信がございますので、それを形にできるように頑張っていきたいと思います」
勝因として、長崎支部の山崎猛幹事長は「経験が豊富で、いつでも選挙を戦える準備が出来ていること」と話しました。一方、選考に敗れた2人の県議は。
江真奈美県議(58):
「今回初めて自民党県連で女性候補を立てられるということは、私にとっては非常に大きな一歩だと思っているので新しい自民党の選挙のやり方ができるんじゃないかなというふうに思っています」
虎島泰洋県議(51):
「一丸となってやる。参議院選ではそれが成果を出したと思いますので、その勢いをもう一度衆議院でもみんなで一丸となってやっていきたいと思います」
長崎支部は8日、県連に上申し、県連は15日(月・祝)の選対会議と常任総務会で承認を得た上で党本部に上申します。