様々な物の値段が上がる中、県内の路線バスの運賃が長崎市中心部では30円も上がりました。これまで路面電車との運賃の差は10円でしたが、値上げによりその差は40円に広がりました。
宇佐美武史記者:
「きょうから値上がりするバスの運賃。物価高の波が市民の足にも影響を及ぼしています」
乗客:
「浜町や中央橋まで行こうかと思ったら往復約400円要りますからね。結構(家計に)響く。あまり外に出ていかないようにせんと」
長崎バスと県営バスの初乗り運賃は共に長崎市中心部では190円に。それ以外の地域では180円になりました。
値上げの理由は、燃油価格の高騰や運転士の処遇改善を上げています。値上がりにより現在150円の路面電車の運賃との差は10円から40円に広がりました。
乗客:
「なくてはならないのでお世話になっているので出来れば値上がりしない方がいいです。毎日のことなので」
乗客:
「昨日、そこで(県営バスターミナルで)6カ月分の定期を上がる前に購入しました。大きいですよ。全て物価も上がってるからね。あと私の家の近くまで県営バスが来るんですけど、便数が減っては今後の生活が困るんですよね。だからある面は仕方がないかなと」
長崎市中心部のバスの運賃の値上げは共に2018年に160円に10円値上げして以降7年ぶりです。
また、長崎市と長崎空港を結ぶ高速バスも、長崎バス、県営バス共に片道1200円から1400円に、200円上がりました。