長崎市松山町の平和公園にあるスポーツ施設の再整備をめぐり、鈴木市長が整備後の完成イメージ図を公表しました。
長崎市と時津町の間では、渋滞解消などのために県主導で南北幹線道路の建設が予定されています。これに伴い、長崎市は平和公園内にあるスポーツ施設を再整備する方針で鈴木市長が初めて完成イメージ図を示しました。
現在の陸上競技場がある場所の南側には市民総合プールを移し、北側には芝生の広場を整備。約600メートルの外周路は残します。爆心地公園と被爆校舎がある城山小学校の動線となるエリアには被爆の歴史や平和の尊さを発信する広場を整備します。プールの跡地は多目的広場として活用するとしています。
また陸上競技場は長崎スタジアムシティ横の中部下水処理場跡地に移す方針で、跡地には400メートルトラックや外周路を整備し、多目的広場としても活用する考えです。
鈴木長崎市長:
「スタジアムシティの隣という立地こういった特性を生かしてスポーツ、憩い、遊び、にぎわい、緑のスペースがある多目的広場にしたいと考えております」
また、鈴木市長は市が所有する施設の入館料や使用料や、行政サービスの手数料の改定についても説明しました。グラバー園や出島など観光施設の入園料は2.1倍になるなど、料金を改定する174施設のうち9割以上が値上げの方針です。
物価の高騰や賃上げなどで増え続ける施設の運営費が、利用者負担の料金で賄えておらず、その不足分は市民が納めた税金などの公費で補っています。公費負担は15年前と比べ約1.6倍に膨れていることから、34年ぶりに改定するとして、市民への理解を求めました。
鈴木長崎市長:
「市民の皆様からいただいた税金、これはそれぞれの市民の皆様が裨益する形で、利益になる形で使われないといけない。そういう観点からいくと、施設を使う人が基本的に負担する枠組みである必要がある」
9月議会に改正案を提案し、可決されれば、来年4月から料金が見直されます。