長崎中央郵便局の集配委託会社の従業員が、「ゆうパックご不在等連絡票」に差別的表現を記載して配達先の郵便受けに入れていたことが分かりました。
日本郵便九州支社によりますと7月29日、長崎中央郵便局の集配委託会社の従業員が配達中、「ゆうパックご不在等連絡票」に差別的な表現を記載して、不在だった配達先の郵便受けに入れました。
被害者からの連絡で発覚し、日本郵便九州支社の社員が自宅を訪問して事情を説明し、謝罪しました。
従業員は「差別的表現であるとの認識に欠けていた」と話し、現在は委託会社に勤務していないということです。
日本郵便九州支社は、「このような事案を二度と発生させないために、全社的な人権意識向上のための社員教育・指導の実施など、再発防止の取り組みを徹底していく」としています。
差別的表現の内容については、プライバシー保護のため、公表できないとしています。