神奈川県の大箱根CCで行われた女子プロゴルフの国内ツアー「CATレディース」。長崎市出身の櫻井心那(21)は、初日から首位に立ち、9アンダー・単独首位で最終日を迎えます。
しかし、なかなかスコアが伸びず、最終組が17番を終えて6人がトップに並ぶ大混戦となります。史上3人目の10代でのツアー4勝を挙げ、将来を期待されながらも去年は優勝がなかった櫻井。
2年ぶりの優勝を目指す中、18番(PAR5)の第2打ではバンカーに入ってしまいます。優勝が遠のいたかに思われましたが、土壇場でピンそば50㎝につけるスーパーショットを見せます。
そして、ウイニングパット。勝負所でバーディーを決め、2年ぶりの栄冠をつかみ取りました。ツアー通算5勝目で賞金1440万円を獲得です。
櫻井心那選手(21):「周りからすごく期待もありました。だけど結果が出ない日が続いて、すごく長いなって感じていましたけど、きょう優勝できて思い返してみると、短かったなって思います。全然ここがゴールではない。目指している場所はもっと高い所にあるので」