長崎市の光源寺で、我が子を愛する母親の幽霊として伝わる「産女の幽霊」像が公開されました。
小学3年生女子:
「少し怖い」
Q.幽霊っていると思う
「はい」
光源寺に江戸時代から伝わる「産女の幽霊」。子どもを身ごもったまま亡くなった母親は、幽霊になったあと、お墓の中で生んだ赤ん坊を育てるため、麹屋町の飴屋で飴を買って母乳の代わりに与えたと伝えられています。
光源寺には、「産女の幽霊」の像が安置されていて年に一度、8月16日に公開されます。
寺を訪れた家族連れや子どもたちは、紙芝居や住職の話を聞いた後、「産女の幽霊」の像に手を合わせました。
小学3年生男子:
「お母さんの幽霊の優しさやつらさがよく分かりました」
参加者たちは幽霊が買ったというお米で作った飴をもらい、母親の愛情を感じていました。