長崎駅前かもめ広場では11日から世界の紛争地域などで医療活動に取り組む「国境なき医師団」主催の「エンドレスジャーニー展・長崎」が開かれています。
世界の紛争や貧困の現状を伝えるパネル展示のほか、見て触って体験できるブースが並んでいます。見るだけではなく、体験できる展示もあるということでいくつか紹介しましょう。
まずこちら、難民の方が毎日運ぶ水20リットルがどれほどの重さか体験できるブースです。またこちらは紛争地域など病院がない場所で使用するエアーテント式の手術室です。送風機を使えば約1分で設置が可能ということです。
ほかにも難民キャンプで使用されているトイレを再現したものや現場で救急車として活躍する四輪駆動車の展示や難民の人々が描いた絵、攻撃から2年を迎えるパレスチナ自治区ガザの写真など胸に迫る展示ばかりです。
子どもでも楽しみながら学ぶことができるよう会場ではスタンプラリーなども行われます。
「エンドレスジャーニー展・長崎」は17日(日)までの7日間、アミュプラザ長崎イベントスペースかもめ広場で開かれています。16日(土)には長崎にゆかりのある国境なき医師団スタッフのトークイベントも開かれます。