平和祈念式典で原爆犠牲者に水を捧げる「献水」の水がくみ上げられました。
平和公園にある「平和の泉」では、9日の平和祈念式典で献水を務める小中高校生3人が水をくみました。被爆直後、熱線を浴びた人々が水を求め、市内をさまよったことから原爆犠牲者の慰霊のために水を式典で捧げています。
小学生代表の池田小百合さん(11)は、祖父が被爆者の被爆3世です。
長崎市立西北小学校6年・池田小百合さん(11):
「亡くなった人たちに水を届けたいという思いで、献水をしようと思います」
9日の式典では市内5カ所でくんだ水を犠牲者に捧げます。