対馬市で、夏の伝統行事「地蔵盆」が行われました。
毎年7月24日に厳原町の旧城下町一帯で行われる「地蔵盆」。子どもたちの健やかな成長と安全を願う地域の行事で、約30カ所の地蔵尊がちょうちんで飾られました。
子どもたちがさい銭を手に町をめぐり、地蔵尊に手を合わせると大人からお菓子やお札が配られます。
男の子:
「いとこの人にも亡くなった人がいるのでその人のことを思い浮かべてお参りをしました」
男の子:
「僕は2025年も健康にいられますようにとお願いしました」
藏本徹さん(53):
「子どもたちの元気な姿を見るのがお地蔵さまもうれしい。元気にこうやって楽しんでくれたらそれが一番かなと思います」
約280個のちょうちんが灯り、幻想的な雰囲気の中、子どもたちの元気な声が響いていました。