20日(日)たちばなしんきんFODで行われた夏の高校野球長崎大会3回戦は第7シード・長崎西と佐世保北が対戦しました。
佐世保北の内野の要、ショートを守るのは、木寺紫月。
6年前の夏、当時小学6年生だった木寺選手。
当時小学6年・木寺紫月選手(11):
「ストライクは入るか分からないけど頑張ります」
夏の大会の始球式のマウンドに上がりました。
高校3年生になった木寺選手。
父親は…佐世保北の監督・賢二さんです。親子鷹で挑む最後の夏!
スタンドで見守る母・友紀さん。父と子は、家でも仲が良いと話します。
紫月選手の母・木寺友紀さん:
「(父が)紫月に部員の状況とかどうだ?今あいつの調子はどうだ?とかこそっと聞いて、すごく情報収集をしてます。全力で頑張っていただければ。頑張れ!」
佐世保北は、1点リードの5回。
この回先頭は、リードオフマンの息子、紫月。
相手のエラーの間に、俊足を飛ばして2塁へ。追加点へチャンスを作ります。
送りバントが成功し、1アウト3塁で、バッターは3番・吉村。
浅めのセンターフライを打ちあげます。その間に紫月が3塁をスタートし、ホームイン。自慢の足で追加点を挙げます。
シード校・長崎西も黙っていません。
2点を追いかける7回。2アウト満塁として、この試合既にタイムリーを放っている4番・住永。
内野安打で1点を返し、続く5番・上迫。
佐世保北の2番手投手・峰松が踏ん張ります。(7回表終了3-2)
そして、佐世保北は8回に駄目押しの2点を追加し、5対2で勝利。
木寺親子がシード校を倒し、9年ぶりのベスト8進出です。
佐世保北3年・木寺紫月選手:
「春・会長杯とベスト16でずっとベスト8の壁をみんなで超えようって目標にしてたので、まずはとりあえずベスト8行けて良かった」
佐世保北・木寺賢二監督
「息子と(同じチームで)やるのは本当にありがたいことだけど、みんな息子みたいなものなので。紫月だけではなくて、他の3年生も2年生もたくましく成長してくれて。楽しく野球やってくれてるのが見てて
私もうれしい」
敗れた長崎西はー
長崎西3年・竹市大晟主将:
「時間が経つにつれて終わったんだなって実感が湧いてきました。悔しくもあったんですけど、最高の仲間と野球楽しめたので良かった」
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