13日(日)夏の高校野球長崎大会、佐世保球場で行われた第2試合は、長崎北と川棚が対戦。川棚のキャプテン、安永翔星は、チームで唯一の3年生です。
【安永主将の母・千波さん】
「最後は笑顔で悔いのないようにみんなが楽しくプレー出来るように引っ張ってもらえれば」
チームではリードオフマン。そして、エースナンバー「1」を背負います。
5人兄弟。ひとつ上の姉・涼さんは、去年までマネージャーとして支えてくれました。
【安永主将の姉・涼さん】
「最後まで自分らしく頑張ってくれたらいいかなと思います」
【川棚3年安永翔星主将】
「今まで以上にいいピッチングができたかなと思います。過去一良かっくらい良かったです」
4回まで与えたヒットはわずか1本。
しかし、5回に先制を許した安永。さらに6回、ワンアウト1塁、2塁の場面で長崎北のバッターは同じエースでキャプテンの中村。レフトへのタイムリーで追加点を奪われます。
その後も、ランナーを2塁、3塁に背負う安永。ここで2年生キャッチャーの山田がファールフライをスライディングキャッチ。好プレイでピンチを救います。
【川棚2年山田日陽選手】
「ピンチだったので少しでも、チームが楽になるように取れればいいかなと思いました」
【川棚3年安永翔星主将】
「すごいですね、自分も正直驚きました。あのキャッチャーフライが取れるとは正直思ってなかったんで、頼もしい後輩ができたので良かったです」
その後2点を奪われ、4点を追う川棚は9回。安永の後輩たちが意地を見せます。
【川棚2年山口斗和選手】
「川高らしい意地のあるプレーを見せたかったし、何としてでもヒットで塁に出て、チームに1点をもたらしたいなという気持ちで入りました」
4番・山口斗羽がこの試合チーム初ヒットで出塁すると・・・
続く明時の内野安打でワンアウト2塁、3塁に。
6番・山口真平のショートゴロの間に1点をもぎ取ります。
しかし、反撃もここまで。後輩と共に戦ったたった一人の3年生、安永の夏が終わりました。
【川棚3年安永翔星主将】
「後輩たちの意地が見られたんでそこはとてもうれしかったです。先輩たちのお陰で楽しかったし、後輩たちに恵まれたので、高校3年間が一番楽しかった野球だったんで、野球のことで自分も成長出来たんで、とてもいい3年間だったなと思います」
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