夏の高校野球長崎大会13日(日)ビッグNで行われた2回戦・第1試合は第7シードの長崎西と、1回戦、接戦をものにした壱岐商業が対戦。
壱岐商業は2回、先頭バッター・川久保が内野安打で出塁しますが…
長崎西のエース・熊が相手の隙を狙って、牽制。見事に刺して1アウトとします。
その後ライト前ヒットで出塁した山口も熊の牽制で再びアウト。
素晴らしいフィールディングで壱岐商業の得点チャンスを防ぎます。
攻撃では長崎西が鋭い当たりを連発。
4回までに4得点を挙げ、リードを広げます。
反撃を見せたい壱岐商業は5回表。
1アウト1塁の場面で1回戦、満塁ランニングHR活躍を見せた山口。ライト線を抜ける二塁打を放ちます。1アウト2塁3塁、得点のチャンスで迎えたバッターは唯一の3年選手、長戸虎若丸。
セーフティースクイズを仕掛けますが…打球はピッチャーの前へ。
なかなか得点につながりません。
その後も、長崎西のエース・熊を前に壱岐商業はここぞの一打を決められず…ゲームセット。
選手とマネージャー、2人だけの3年生部員がチームを率いた壱岐商業の夏が幕を閉じました。
壱岐商業・茂田雄也監督:
「よう頑張ったなって思います。虎もね、最後の最後まで、虎やった。3年生一人でキャプテンやからすぐに怒られてきつい思いしたと思うけど、最後までしっかりがんばった」
壱岐商業3年・長戸虎若丸主将:
「でもこう…振り返った時には全部楽しかったように思えます」
マネージャー・松嶋めろんさん:
「めちゃめちゃいい試合を見せてくれたので、ありがとう、感謝です」
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