観光需要の回復に伴い、採用意欲が高まるホテル業界に特化した企業説明会が長崎短期大学で開かれました。
長崎短期大学の「ホテル業特化型学内企業説明会」は就職支援会社と大学が連携し、学生のキャリア形成を後押ししようと、初めて開かれました。
ホテル業界では、コロナ禍で落ち込んだ観光需要が回復傾向にあり、人手不足が進んでいて若い人材の確保が課題となっています。留学生を含む約120人の学生が、県内外のホテル関連企業8社から、その業務内容や採用状況、働く環境などについて直接、話を聞きました。
佐賀県出身ホテル業界志望(2年生):
「接客の仕方などが知れてよかった。九州圏内で働きたいと思っているので(九州内で)探していこうと思います」
就職活動中の2年生だけでなく、進路を考え始めた1年生も参加しました。学校側は、地元での就職や定着に期待しています。
長崎短期大学学生支援課・田渕信行さん:
「主に長崎を中心に九州圏内でホテルを運営する企業に来ていただいた。(学生には)将来的に地域を担うような人材になっていただきたい」
長崎短期大学は、「今後も、企業と学生をつなぐ環境づくりを続けていく」としています。