賃金の向上や労働条件の改善を求める「春闘」の開始宣言集会が長崎市で開かれました。
連合九州ブロック連絡会・藤田桂三代表理事:
「全ての働く仲間の賃上げ、処遇改善、真の働き方改革につながるような春闘にしていきたい」
魚の町公園で開かれた集会には九州全域の連合から約50人が参加しました。
2023年、県内では108の組合のうち104の組合が妥結し、正社員の定期昇給を含む賃上げ額は、加重平均で1万603円、3.66%上昇しました。賃上げが1万円を超えたのはバブル期直後1993年の1万909円以来30年ぶりで、中には2万7千円の賃上げを獲得した組合もあります。
今年、連合長崎は定期昇給を含む賃上げの目標を5%以上、定期昇給を含まないベースアップは3%以上を目指しています。