長崎市は長崎市立小学校で給食として配膳された担々麺にカビとみられる異物が混入していたと発表しました。
12日午後1時5分ごろ、市内の市立小学校で、給食の担々麺を食べていた6年生の児童が麺の中に細かく黒い粒状のカビとみられる異物が混入しているのを見つけました。
麺を顕微鏡で調べたところ「真菌」が確認されていて黒い異物はカビの一種と見られるということです。
長崎市教育委員会によりますと、使用された冷凍中華麺は納品業者が11日に市内12の市立小学校に配達。各学校で冷凍保存された後、12日に担々麺として各校内で調理され、児童に提供されました。
麺を食べた児童を含め、健康被害は現時点で確認されていません。
長崎市教委は納品業者の管理態勢について調べるとしています。
長崎市立小学校で給食から異物が見つかったのは今年度2件目となっています。
(写真:長崎市教委 提供)