9月に開幕する「ながさきピース文化祭」を前に、アンバサダーを務める県出身の俳優長濱ねるさん(26)がプレイベントに登場しました。
「文化をみんなにミーティング」は7日、「させぼ五番街」で開かれ、和太鼓や民謡、ジャズなど県内の文化の魅力が披露されました。9月の開幕に向け、県民の関心を高めることが狙いです。会場に集まった約800人の観客が心待ちにしていたのは、「ながさきピース文化祭2025」のアンバサダーを務める長崎市出身の長濱ねるさんです。
長濱ねるさん:
「こうやって長崎の一大イベントに、地元民として携われることが本当にうれしいです」
大石知事との30分間のトークショー。3歳から7歳まで過ごした五島での思い出について聞かれると…。
長濱ねるさん:
「五島で通っていた小学校の遠足で地引網をして、とれたカワハギやアラカブをお母さん方にお味噌汁にしてもらって食べた思い出があります」
そして、話題は「10年後の長崎」へ。
長濱ねるさん:
「上京して今年で丸10年になるんですけど、この10年でも長崎って本当に変わったなと思っています。長崎駅周辺の変化もそうだし、帰る度に新しいエネルギーを感じて、これからの10年、長崎がどう進化していくのか楽しみですし、私もその変化とともに成長していけたらと思っています」
「ながさきピース文化祭2025」は、「第40回国民文化祭」と「第25回全国障害者芸術・文化祭」を県内で初めて合同開催するもので、9月14日から11月30日まで、音楽や美術、演劇、伝統芸能など約180のイベントが県内各地で行われます。
トークショーの終盤では、大石知事から長濱ねるさんが開会式で総合司会を務めることも発表されました。
開会式は9月14日(日)、アルカスSASEBOで開催されます。県では現在、無料の観覧者およそ800人を募集していて、申し込みは来月25日まで。県のホームページの応募フォームか、はがきで受け付けています。