長崎県内は11日にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる恐れがあります。
牧山貴光記者:
「午前8時半すぎの長崎市茂里町です。先ほどから雨風共に強くなってきて見通しが悪くなっています」
梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県内では大気の状態が非常に不安定となっています。午前11時までの24時間に降った雨の量は長崎市の長浦岳で136.5ミリ、松浦で128.5ミリ、雲仙岳で116.5ミリなどとなっています。10日夕方にかけて線状降水帯が発生し、局地的にさらに雨量が増える恐れがあります。11日朝6時までの24時間降水量は多い所で、南部・北部・五島で180ミリと予想されています。
11日明け方にかけて雷を伴った激しい雨や突風に注意し、南部・北部・五島では土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。(午前11時時点)