営業中のパチンコ店から黒煙　避難の客「台の電源が全部止まった」

８日夜、長崎市弁天町のパチンコ店から出火しました。けがをした人はいません。

岩本忠成アナウンサー：
「長崎市弁天町のパチンコ店です。立体駐車場の壁の部分、黒く焼け焦げているのがわかります」

８日午後７時ごろ長崎市弁天町のパチンコ店「ゴールデンパラダイス」３階から出火し、午後７時２０分ごろ建物の警備会社が「黒い煙が出ている」と１１９番通報しました。

消防車１９台が出動し、火は約１時間半後に消し止められました。この火事で、鉄筋コンクリート造り５階建ての３階の駐車場にあった倉庫、約１０平方メートルが焼けました。

長崎署によりますと、火が出た時、パチンコ店は営業中で店内にいた客と従業員合わせて約１００人は全員避難し、無事でした。焼けた倉庫にはパチンコの機材などを保管していたということです。

店内にいた客：
「台の電源が全部止まってお客さんみんな外に出た。（今後）どうなるとでしょうねお金返してほしい」

パチンコ店は今後、客の出玉の数に応じて景品を返還する予定だということです。長崎警察署と消防が火元と詳しい出火原因を調べています。