長崎県高総体・ラグビー決勝は、去年と同じカード、長崎北と長崎北陽台が頂点を争いました。
共に全校応援となったラグビーの決勝。
新人戦、7人制を制した長崎北と県高総体2連覇を狙う長崎北陽台のライバル対決です。
前半2分、白と紺のジャージーの長崎北は、向井が相手を交わしながら攻め込み、先制トライを奪います。
さらに8分、14道端のトライで長崎北が12対0とリード。
一方、青のジャージの長崎北陽台は12分、ラインアウトからキャプテン山口が相手ディフェンスを突破し、豪快なトライで勢いづくと…
長瀬のゴールキックで逆転。
北陽台は前半だけで5つのトライと全てのゴールキックを決め、35対12で試合を折り返します。
長崎北陽台・山口貴生主将:
「もう絶対入り、前半も悪かったから」
長崎北・北嶋勇翔主将:
「俺たちは振らんば、トライ取れんとやけん。もっと振って走りながら
ボールもらおう、OK?そうせんと全部詰められとるけん」
追う長崎北は、後半15分、自陣のスクラムからボールを回し…
倉本が抜け出します。
倉本は、60m以上を走り抜きトライ!
しかし、リベンジに燃える北陽台は26分にも村中のトライで突き放し、試合はこのまま42対19でノーサイド。
長崎北陽台が2年連続22回目の優勝です。
長崎北陽台3年・山口貴生主将:
「2回負けてる相手になんとしてでも勝とうというのは話してたんでそこはうれしかったです。今度ある九州大会でしっかり勝って、自分たちの目標である花園ベスト16っていうのを達成できるように細かいところのミスだったりそういうのを修正してやっていきたいです」
長崎北3年・北嶋勇翔主将:
「気持ちの部分で負けてしまったので、そこは切り替えて初心に戻りたいと思います。チームで絶対、花園に行けるように頑張りたいです」
優勝した長崎北陽台と準優勝の長崎北は、6月熊本県で行われる九州大会に出場します。