過去最多を更新です。全国的に流行している「百日せき」の県内の報告数が、先週1週間で39人となりました。
「百日せき」は、感染するとせきが長く続き、新生児がかかった場合は呼吸困難などで死亡する恐れもあるとされています。
県の報告によりますと、5月26日(月)から6月1日(日)までの1週間、県内で報告された患者数は39人で、前の週から19人増加し、1週間の報告数としては、統計を取り始めた2018年以降で最多となりました。
また、今年の累計は245人となり、年代別では、10代が最も多く133人、10歳未満が59人、40代が21人の順となっています。
県感染症情報センターは、「百日せきは県全体で感染が確認されている」「感染経路は飛沫感染のため、せきエチケットや手洗い、手の消毒で予防に努めてほしい」と呼びかけています。