大村市で季節の花「ハナショウブ」が見頃を迎えています。その数、約30万本。玖島城跡のお堀を彩るように紫や白の花が一面に咲き誇ります。
大村公園のハナショウブは江戸系や肥後系など171種類、約10万株が植えられ、面積は9500平方メートル。花菖蒲園として九州最大級の規模を誇ります。市によると「雨や風の影響を受けず、今年も例年通り順調に咲きそろった」ということです。
訪れた人たちは、花菖蒲園沿いの園路を歩きながら、花々の彩りと水面に映る景色を楽しんでいました。
大村市内から:
「いつもきれいで素晴らしいと見に来ました。やっぱり花の時期になると何となく気分が(良い)」
諫早市から:
「こんなに美しく色んな色があって、咲き方があってショウブは良いなと。人間もショウブせんと」
来週末ごろまで見頃が続き、6月1日(日)には、出店やイベントでにぎわう「おおむら花菖蒲まつり」も開かれます。