6月1日は、秋の大祭 長崎くんちの稽古始め「小屋入り」です。諏訪神社など各踊り場のさじき券の販売は、6月7日(土)から順次始まります。
今年の踊町は「櫓太鼓」と「本踊」の西古川町、「曳壇尻」と「詩舞」の新大工町、「龍踊」の諏訪町、「川船」の榎津町、「大漁万祝恵美寿船」の賑町、「本踊・阿蘭陀万歳」の新橋町の6カ町です。本踊を奉納していた金屋町は、高齢化に伴う人手不足を理由に奉納踊を辞退しています。
賑町自治会 渡辺秀孝会長:
「何事もなくつつがなく奉納するために、表裏関係なく、出演者も裏(裏方)も楽しむような奉納をしたいと思っております」
今年は3日間とも平日の長崎くんち。4カ所の踊り場のさじき運営委員会などは、さじき券の販売日程や価格を発表しました。価格は去年と同じです。
諏訪神社のさじき券は、6月7日(土)の午前7時から、境内のさじき運営委員会の事務所で販売が始まります。一桝4人掛のS席が3万6000円、A席が3万円、B席が2万4000円、C席が1万8000円です。立見席は当日、1人1500円で販売します。
諏訪神社の無料の特等席「長坂」の整理券は、はがきによる申し込みで7月1日(月)から19日(土)必着です。7月27日(日)午前10時から境内で公開抽選します。
小屋入りは6月1日(日)。朝8時から順次、6つの踊町が諏訪神社と八坂神社で清払いを受けて大役の無事を祈り、10月の本番に向け稽古に入ります。