植物の葉っぱがスピーカーに!?長崎市で自然環境について考える企画展が開かれています。
長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで20日から始まった「寒鶯窯・植物音響研共同企画展」海洋プラスチックを食べてお腹が破れた魚や、干ばつした地面から生える植物など海洋汚染や地球温暖化など環境問題について考えてもらおうと作られた作品が数多く並んでいます。
中にはこんなユニークな作品も…。
小栁亮雄記者:
「今、音楽が聞こえているのですが、実はこの葉っぱの裏から聞こえているんです」
植物音響研究所の古賀敬司代表が2002年に発明した音響発生装置に植物が触れると、音の振動で葉っぱがスピーカになるんです。
植物音響研究所・古賀敬司代表:
「生の植物から音が出ることを体感してもらって、人間がいかに植物や自然を破壊しているか、そういったことを考える機会になればと思います」
企画展は6月15日(日)まで。入館は無料です。(月曜は休館)