長崎県と長崎市が東京のIT企業と立地協定を結びました。
協定を結んだのはウェブのアプリケーションや、人工知能=AIを活用したシステム開発会社「ウイズ・ワン」です。
ウイズ・ワン 井手浩太社長(47):
「長崎は私にとって思い出深い故郷であり、育ててくれた場所です。この地でこの日を迎えられることを大変感慨深く思います」
涙ぐみながら協定への思いを述べた長崎市出身の井手浩太社長(47)。長崎は多くの大学があり、人材確保の可能性があるほか、働きやすい住環境が整っていることなどから、7月に長崎市大黒町に全国で3拠点目となるオフィス「Nagasaki Hub」を開所します。
ウイズ・ワン 井手浩太社長(47):
「雇用するというところで規模を拡大していくというところが、今後我々としてはやっていきたいところでございまして、東京からも人材を転勤をさせたりもしますので、人口の増加とかですね。貢献できるかなと思っております」
(Q.恩返しの思いも強いか)
「そうですね。やっぱり私の地元ということでそういった(恩返しの)気持ちは大いにあります」
大石知事は「学生の就職先として長崎を選んでもらえる機会が増える」と期待を寄せました。
新オフィスでは、開設後5年間で、地元を中心に30人ほどを採用する予定です。