こどもの日の5月5日、長崎市民会館で少年少女の空手道選手権大会が行われました。全国大会出場を懸け、子どもたちが熱戦を繰り広げました。
「県少年少女空手道選手権大会」には、小学1年生から6年生まで延べ679人が出場し、「形」と「組手」が行われました。男女別、学年別に競い、それぞれ上位4人が8月、東京武道館で開かれる全国大会に出場します。
基本姿勢、立ち方、スピード、バランスなどを判定する「形」。
1年生女子で切れのある動きを見せた長崎市立小榊小の中島夏希さん。初めての大会でうれしい初優勝です。
【長崎市立小榊小1年形・中島夏希さん】
「全国大会で1位になりたいです」「ありがとございました。押忍!」
空手を始めてわずか1カ月の上長崎小1年の河邉星桜さんは、堂々の準優勝です。
【長崎市立上長崎小1年・河邉星桜さん】
「2番でうれしかった。どんなところを頑張ろうと思ってた?表情。どんな表情?カメラに見せて。(じっとにらむ)おーかっこいい!」
男子は、佐世保市立大塔小1年の松尾豪くんが優勝しました。
【佐世保市立大塔小1年・松尾豪くん】
「全国大会頑張るぞ!おー!」
試合時間1分で、「突き」や「蹴り」を寸止めで繰り出し、6ポイント先取、またはポイントの多い方が勝利となる「組手」。
6年生男子決勝は、長崎市同士の対戦。
2連覇を狙う赤・高尾小の林海璃選手に青・戸町小の三原弦選手が挑みます。
互いに警戒しながら間合いを取る2人。残り30秒を切ったところで赤・林選手のカウンター!上段突きで1ポイントを先取。これが決勝点となり、林選手が見事2連覇達成です。
【長崎市立高尾小6年・林海璃選手】
「やっぱ勝ててうれしいです」「判定になるから突き出さないとと思いました」「(全国大会は)優勝したいです」
【長崎市立戸町小6年・三原弦選手】
「練習して全国大会で優勝できるように頑張ります」