高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球県大会決勝が行われました。勝てば出場が決まる全国大会「マクドナルド・トーナメント」は「小学生の甲子園」と呼ばれる夢の大会です。
決勝に勝ち上がったのは、連覇を狙う佐世保市の戸尾ファイターズと…センバツ甲子園に壱岐高校が出場し野球熱が高まる壱岐市の勝本少年野球クラブ。最初のチャンスは戸尾。1アウト3塁で3番・柴田太郎がセーフティースクイズで先制すると、相手のエラー絡みで4得点を挙げます。
反撃したい勝本は、2点を追いかける4回。1アウト2塁でバントヒットで1点差とすると、なおもチャンスで9番吉田圭志がセンター前ヒットで、同点に追いつきます。
しかし、その裏。1番の佐保壱晟がライトオーバー3塁打で出塁すると、2番・石崎翔太がスクイズを成功させ、流れを渡しません。
戸尾は5回表に2アウト満塁のピンチを背負いますが、エースの大田屋遼が粘りを見せ無失点。5回ウラには戸尾打線が爆発。5安打6得点の猛攻で11対4でコールド勝ち。戸尾が連覇達成で、全国切符をつかみました。
優勝した戸尾は、8月に新潟で開かれる全国大会(マクドナルド・トーナメント)に出場します。