国見高校出身で、サッカー元日本代表の徳永悠平さん(41)らが小中学生を対象に長崎市でサッカークリニックを開きました。汗を流したあとには、県産オーガニック野菜のお弁当もいただきました!
【徳永悠平さん】
「皆さん、もうどんどん楽しく積極的にボールを触ってください。きょうはよろしくお願いします」
4月26日、長崎大学文教キャンパスのグラウンドで開かれたサッカークリニックには、小中学生約60人が参加しました。先生は、元日本代表で共にディフェンダーとして活躍した二人。国見高校出身で、V・ファーレン長崎でもプレーした徳永悠平さん(41)とFC東京時代に徳永さんのチームメートだった太田宏介さん(37)です。
【太田宏介さん】
「サッカーだけじゃなくてどのスポーツもそうだけど、声をかけること、コミュニケーションが大事です」「相手がどこにいるとか、ゴールをとるにはたくさんのコミュニケーション、声をかけてみんな頑張ってます。こういった一つひとつの練習から意識してやってみてください」
クリニックは、長崎大学サッカー部の協力のもと、徳永さんが提携するアスリートと生産者で町を盛り上げるプロジェクト「アス町」と太田さんが代表を務め、全国各地でサッカー教室を行う、「ジョガスポーツカレッジ」が開きました。
【太田宏介さん】
「さっきよりも色んなところ使ってドリブルしてみよう、そう交わせナイス」
県内では初めての開催で、ドリブルのコツやコミュニケーションの大切さを学びました。徳永さんと太田さんは、ミニゲームに参加し元日本代表のプレーを披露。
試合に負けて泣いてしまった子に徳永さんはー
「ごめんね。次またがんばろう。大丈夫?大丈夫!」
サッカーで汗を流したあとは、徳永さんの古里・雲仙市の「竹田かたつむり農園」のオーガニック野菜を使ったお弁当をいただきました。
【徳永悠平さん】
「お弁当という企画をさせてもらったんですけども、地元にそういう農家さんがいるというのも一つ知ってもらいたいという思うがあったのと、やっぱり食というのは本当一番大事な部分だと思うので、ここ長崎でこういう農家さんがいたり、野菜を作っているっていうのを知るきっかけになってくれたらいい」
参加した小学生はー
「楽しかった」「サッカーを習いたい」「色んな練習できたり、みんなとも仲良くなれたとこが楽しかった」「サッカーの日本代表に入ること」「(徳永さんと太田さんは)足元とかシュートがうまかった」「もっとうまくなるために練習を重ねたりする」「みんなに知られる憧れられる選手になりたい」
【太田宏介さん】
「僕は小さい頃、家庭的な環境もあってこのようなイベントに参加することができなかったんですね」「元トップアスリートだったり色んな方と触れ合って将来の夢や目標のきっかけにしてほしいですし、子どもたちにとって何かプラスになればすごく僕たちにとってもやりがいを感じますので、引き続き頑張りたいなと思います」
【徳永悠平さん】
「自分はたまたまサッカーでプロにはなれたんですけど、別にサッカーじゃなくても長崎から色んな分野で活躍する選手が出てくれたらすごくうれしいですし、長崎にいるのでそういう活動だったり色んな支えがこれからも出来たらいいなと思います」