博物館の価値を高めます。長崎市の恐竜博物館がオランダの国立博物館と姉妹館協定を結びました。
協定式は長崎市役所で行われ、長崎市の姉妹都市であるオランダ・ライデン市の「ナチュラリス生物多様性センター」のエドウィン・ファン・ハウス館長と鈴木市長が協定書にサインしました。
両者は2019年に協力連携を交わし、2021年にオープンした恐竜博物館への「ティラノサウルス」の全身骨格レプリカの展示などに取り組みました。今後、研究や展示などの分野で更に連携を深めます。
鈴木長崎市長:
「世界的に著名なナチュラリス生物多様性センターと姉妹館提携を行うことは大変意義がある。今回の提携で更に博物館同士の交流が密となり、博物館としての価値が相互に高まり、そして魅力も一層高まっていくことを大いに期待しています」
ナチュラリス生物多様性センター・エドウィン・ファン・ハウス館長:
「私たちは、長崎の恐竜博物館が文化的、教育的において素晴らしい貢献をしていると感じており、非常に誇りに思っています」
ナチュラリス生物多様性センターは、約4300万点の標本を所蔵する世界屈指の自然史博物館で、シーボルトが持ち帰った資料を数多く所蔵する施設としても知られています。