長崎市の鈴木市長が定例会見を開き、長崎市立図書館の愛称を「不動技研ながさき市立図書館」とする愛称命名権=ネーミングライツの契約締結などを発表しました。
鈴木長崎市長:
「この度、長崎市立図書館の愛称を不動技研ながさき市立図書館に決定いたしました」
長崎市と市立図書館のネーミングライツ契約を結んだのは、長崎市飽の浦町の「不動技研ホールディングス」です。
5月1日から5年後の2030年4月30日まで税込み1155万円で市立図書館の愛称命名権を購入しました。市はその収入を施設の運営資金に充てます。市がネーミングライツを導入した公共施設は、去年4月以降5カ所目です。
鈴木長崎市長:
「まずかきどまりのベネックス総合運動公園、これが5年間で総額550万円(税込み)、それからベネックス長崎ブリックホールこれが5年間で総額550万円(税込み)、そしてベネックス恐竜博物館、これが5年間で総額550万円(税込み)、そして長崎総合運動公園かきどまり野球場がベネックス総合運動公園「SUNボールパークかきどまり」これが5年間で総額165万円(税込み)ということになっております」
また28日からアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれるNPT核拡散防止条約再検討会議の第3回準備委員会に出席すると発表しました。27日から5月4日まで6泊8日の日程で渡米し、NGOセッションでのスピーチ(30日)や各国政府代表との面会などを予定しています。
鈴木長崎市長:
「被爆の実相を伝えたり、被爆者が訴え続けてきた核兵器廃絶や平和への思いを未来につなげる取り組みを紹介したりするなど核兵器廃絶に向けた機運醸成を図ってまいります」
このほか稲佐山公園の噴水広場を子どもたちが全身で楽しめる噴水に改修し、26日から運用することなどを発表しました。