センバツ甲子園に21世紀枠で出場した壱岐は、去年夏の甲子園ベスト4の神村学園に挑みます。
先発投手は、浦上主将。初回、神村学園の今岡に先頭打者HRを浴びます。その後も、1アウト満塁の大ピンチ。持ち味の堅い守りでダブルプレー。流れをたぐり寄せます。
その裏、2番岩本がセンター前ヒットで出塁すると続く3番浦上が右中間を破る3塁打で同点に追いつきます。甲子園でわずか3安打に終わり、課題としていた140キロ越えの直球を打ち返します。4番の日髙、6番の中上が安打を放ち、ヒット4本で3点をもぎ取り逆転に成功します。
1点ずつを追加し、リリーフでマウンドにあがった日髙は6回。1番今岡のセンター前タイムリーで1点差に迫られると、なおも満塁でタイムリー2塁打を打たれ、4対5と逆転を許します。
その後、守備の乱れもありこの回5失点で6回終了で4対7。差を縮められず、悔しい逆転負けです。
壱岐3年浦上脩吾主将:
「一番は打撃の部分が(甲子園から)改善できて本当に良かったなと思う部分があるけど、勝負強さがなかったのが1番の課題。夏取り返してまた甲子園に行けるように頑張りたい」